2012年12月15日

「破壊者テスト」でわかる、本音こそが最強論

今年も、残すところ、あと半月になりました。今の時期は寒くて、お部屋から、
出たくないよ〜ん!という方もいるかもしれませんが、それはもったいない。

12月は、一年が終わる師走の慌ただしさや、忘年会にクリスマスといった、
イベント気分の盛り上がりが、ナンパ修行者を後押しします。いってみれば、
自分の力はいらない。場の力が、後押しして、これまでにない結果が出ます。

そもそもナンパに自分の力なんていりません。すべて相手の力と状況などを
利用して、勝手に事が運ぶものですが、この年末は、それがさらに増強する。


私は、12月における幾多の成功談を知ってますが、特に印象的だったのは、
ちょうど二年前、何年も結果が出てなかった方が、今年いっぱいで、何も成功
しなかったら引退する!と決意して、最後の最後でうまくいったエピソードです。

いきなり、めちゃくちゃ意気投合する相手が現れ、その子と、そのまま丸二日間、
共に過ごして、結局、つきあうことになり、ナンパ引退してしまったという話でした。

よくある話ではありますが、本当に長いこと、全然ダメだったのを知っているので、
本当に感動しました。残念ながら、そのご報告のメールはパソコン壊れてしまい、
消えてしまいましたが、今回は代わりに、また違う方のご報告を紹介いたします。

今回は、成功するまでの話ではなく、彼女が出来て、長く付きあった後の話です。





前回、ナンパにおける恋愛教材を制作中と告知したら、恋愛に関する相談事や、
ご報告ばかりいただきました。そこで、多くの人が悩みやすい、「破壊者テスト」を
お伝えすべきだと思い立ちました。恋愛では、必ず、この試練が起こるからです。

簡単に説明すると、男と女の間には、どれだけ深くつながっているかという基準、
いわゆる「シンクロ率」があり、大まかに10段階で深まっていきます。たとえば、
10%までは、形式的なやりとりで、20%が世間話、30%が自分を表現する!

ナンパでは、このシンクロ率30%(第三段階「戦士」)程度でも、GETできます。


たんに相手のことを考えずに押せば、それを受け入れてくれる女性もいますし、
女性側も、結局、こちらの事など興味もなく、自分のことしか話さない。それでも、
やっちゃう、というのもよくある話で、これが40%(第四段階「世話人」)に入ると、
お互いの立場に立って、気持ちのいい疎通が出来ている状態になるわけです。

さらにシンクロ率が50%(第五段階「探求者」)に近づくと、「探求者」という言葉
が示すように、お互いに興味を持ち、探ったり、求めたりする、いい雰囲気になる。

しかし、ここまではポジだけな状態ですが、シンクロ率が50%越えすると、今度は、
ネガティブな部分が顔を出してくる。それが60%までの第六段階「破壊者」であり、
ここで二人の関係は「破壊者テスト」によって、試練を受けます。これを見事パス
できたら、深い信頼感に基づく関係、シンクロ率70%の第七段階「恋人」に入る。


つまり、お互いの関係性を深めるために、特に女性側が、破壊的なテストを出して、
こちらが信頼できるかどうかを無意識に試してくるのです。『超覚醒チャレンジ!』
最終号に、女性から「名刺持ってない男は信用できん!」という抵抗がありました。

こちらを責めるようにして、何度も言ってきましたが、ああいう短時間のGETでも、
「破壊者テスト」を出してくる相手はいます。そして、パスすることで、一気に親密
になります。しかし問題は、そんなGETの話ではなく、長期的な恋愛の話ですね。

それまで熱々で順調だった関係が、急に雲行き怪しくなったりするんです。その時、
男は、特に経験がないと、慌てふためいたり、逃げたくなったり、いろいろ、とまどう・・。

絶対に、心配無用です!それは、たんなる二人の関係を深めるための自然な過程。

その「破壊者テスト」を経ることによって、より仲良くなれて、安心感に到達するだけ!


ちなみに「破壊者テスト」は、陰と陽の2タイプあります。陰タイプは、自分の殻の中に
閉じこもったり、連絡しなかったり、あなたから距離をおこうとします。要は無視ですね。

この場合、焦って追っかけたりするのではなく、放っておけばいい。相手は、たんなる、
これまでの反動から距離をおいたり、もっと仲良くなるための助走で、充電期間です。
あなたに嫌気がさしていても、時間がたつと、感情の反動で、また恋しくなってきます。

それなのに慌てて追おうとすると、その余裕のなさが気持ち悪く思われて、自滅する。

また、しばらくしてから連絡すると、こちらへの想いがかえって強まっていたりします。


逆に、陽タイプは、あなたを責めます。激しく感情をぶつけてくる。この時、相手をポジ
してご機嫌とろうとしても無駄。それよりも冷静に対処するか、こちらも感情を出すこと。

この一見、こちらを嫌ってるような激しさは、実をいうと、もっとシンクロ率を深めたい!
という切実な欲求です。特に、普段、感情をあまり出さない「いい人」に対して、急に、
たいした理由もなく責めてくるのは、もう完全に、本音を引き出そうとする働きですね。

そうして、こちらも本音を出すことで、お互いの感情センターが響き合い、もう終わり?
と思っていた関係が、さらに喜びに満ちた、安心感のあるものに、生まれ変わります。
(もちろん、ここで終わった場合は、結局、それだけの縁だったということにすぎない)

それでは、前置きが長くなりましたが、そんな陽タイプの「破壊者テスト」をパスした方
からのご報告です。本音のパワーと、その冷静な対処のケースを参考にしてください。





<数年おつきあいした、お二人のエピソード>


彼女が口を開きました。

「私たちの、これからのことが聞きたいの!」

少しの沈黙ののち、私が「同棲とか結婚のこと?」
と話を振ると、うなづきました。

再び少しの沈黙が流れるなか…


これまで、彼女が困って彼女自身の問題を私に相談する際、相談を受けた私は、
「どうすればいいんだ?」と不安や苛立ちを感じることがあっても、これまで学んだ、
コミュニケーション本やナンパでのテクニックを活用して、彼女の問題をクリアに
することで、彼女を元気づけたりして、丸く収めていましたので、私の考えを
丸く収まるように、伝えることはできないのか、いろいろ考えていた。

そうこうしているうちに、彼女は再び、

「私たち、これからどうなるの?」と問うてきました。

彼女から真っ直ぐに聞かれて、彼女のあまりにどっしりした構えから発せられる、
覚悟というかオーラというか、何かに圧倒され、ついに私は彼女に、
今のありのままの私の思いを、飾らずに伝えるしかないと決断しました。

それは、お互いの状況から、同棲や結婚はまだ早いという、正直な気持ちでした。


彼女に自らの思いを真剣に伝えたところ、明らかに彼女が「むっ」とした表情をした
のですが、私は呼吸を整え、構わず話を進めていきました。そしたら、彼女も今まで
たまっていた不満(不安)を浴びせてきたので、それを聴いた私は、彼女との様々な
価値観(金銭、生活様式、働き方、やりがいを感じること等)について、真剣にさらに
話を進めていきました。

互いの価値観の違う点に対する考えなどを言い合うなかで、
ふと彼女が「私たちは、お互い自分勝手だよね」と言いました。

すると、その瞬間、思わず笑ってしまいました…

「自分勝手」

お互いに初めて感情的になり、気持ちをぶつけているなか、
「素の状態」になったんだなと思いました。


そしたら彼女が、私が笑ってるのを見て、「真剣な話しているのに、笑うとは何?」と、
さらに怒り出したところで、私が彼女に対して「お互いに冷静に批判するのではなく、
感情に任せて怒りをぶつけるのって、付き合って初めてだよね?」と問いかけました。

すると彼女も笑みをもらしながら、「確かに」と笑ってしまいました。そして、私が
感情任せに怒りを出して関係を壊すのが怖かったと言うと、「もっと感情を出して
もいい」、「怒らせたぐらいでは関係は壊れない」と言ってくれました。

その時、凄く心がすっきりする感覚を味わい、とても嬉しく、
改めて受け入れられた感じがしました。

彼女が素になり、感情をさらけ出すことにより、私が心の深い部分を
真剣にぶつけなかったため、彼女に不安を与えてしまったことが分かり、
恥ずかしくなりました。


また、私はなぜ彼女に対して、自らの感情を真っ直ぐにぶつけることが、
出来なかったのかを考えていましたら、子供の頃まで遡る事になりました。

その結果、私は「いままで人を怒らせることを、極端に恐れて生きてきた」
という事に気づいたのです。

特に大人になりコミュニーション本を読むことにより、周りとの摩擦を減らそうと
していたなか、「怒りを出すことは関係を壊す」という事を知り、「何事も問題を
起こさず、丸く収める」という、これまでの自らの生き方、自らに都合のいい内容
を受け入れることにより、自らの心を閉ざしていたのだなと感じました。

そしたら、これまでナンパでは、声かけた時点では好印象を持たれても、
数回のデートを重ねる後、メッキが剥がれたかのごとく、まったく興味を
無くされた原因も見えてきました。


ナンパの、声をかけて初めてつながった段階では、「先がわからない、
しがらみがない」ため好き勝手に振る舞い、素の状態をさらすことが出来るため、
好印象をもたれることもあるんだなと思う反面、後日デートする関係になると、

相手を怒らせることで、せっかく繋がった関係が切れてしまう事を恐れて、
「何事も問題を起こさず、丸く収めようとする」事なかれ主義のような姿勢
が顔を出し、相手はその姿勢を感じ取って、私に対して面白みがない人
という判断を下しているのではないのかと思いました。

「関係が壊れることを恐れて、気持ちを発散できなければ、
お互いに心の壁を崩せない」

お互いに話を聞き込み、興味が湧き、辛い時は支え合う事が、愛なのかなと
思っていましたが、いくら相手に対して興味を持とうが、親身にサポートしようが、
相手を怒らせることを恐れているという事は、相手に遠慮しているということであり、
決して深い関係を築くことはできない、のではないのかと思いました。

愛の定義は人それぞれだと思いますので、誰もが納得する正解なんか、
存在しないと思いますが、今の私は少なくとも好きな相手だからといって、
「物分かりのいい、いい人」を演じ相手をサポートする事ではないんだなと
思いました。

愛とは何ぞや??

今の私には、つかみどころのないものですが、
それに気づく旅が始まったことにワクワクしています。



<追伸>

ナンパは、今では「心のリフレッシュ」のため、月に数回程度ですが行っています。

以前のように、連絡先の交換、連れ出し、GETなどを追い求めるような勢いは
ありませんが、初心を思い出し、ワンポイントポジで終わらせたりして気持ちを
高めたり、そのほか小さな試行錯誤をしたりして、すべての行動を楽しめるよう
に心がけています。

ナンパしていると、気持ちの切り替え方や試行錯誤のやり方などを学ぶことが
出来るだけでなく、何か行き詰ったら、軽くでもナンパすることにより、気持ちを
切り替えると、その後は行き詰っていた作業が捗ったりして、とても気分がいいです。

ゆるいナンパが、心を広げられる、最良の遊びになっています。

posted by fmtbank at 12:03| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2012年12月24日

女は四つん這いで出産し、男は立ったまま声をかけた

メリー、クリスマス!私は今、安っぽいサンタのコスプレを着て、この文章を書いている。

コンビニの店員は、着させられてる感が強いけど、私は率先して、ヒゲまでつけている。

どうせやるなら自主的にやる、という何無派(ナンパ)の精神で、今度は久々に、修行の
第一段階「無垢」の次の段階を書いてみたい。次は地蔵を脱出した後の、第二段階だ。

その前に復習として、ナンパで最も大事な、第一段階「無垢」の説明をあらためてする。





第一段階の「無垢」は、ただ10人声をかけるべし!というシンプルきわまりない鉄則で、
その際、何を考えようが、どんな理由があろうとも関係なく、全ての思考は無視される。

とにかく気合いで声をかける。リラックスも考えなくていい。そんなことより、間をあけず、
さっさと声をかけることで、勢いをつけるのが大事。テクニックなんて気にしたら弱くなる。

考えれば考えるほど、人間は弱くなる。コントロールしようとすればするほど、人間は、
不満ばかり漏らすようになる。「思い通りにいかないよ〜!」と。そうだ、泣け!喚け!

味方だと思い込んでいた脳が、つまり思考センターが、あなたに苦しみを与え続ける。

これは出産と同じで、よく女が出産する時、ものすごく痛い!この痛みは、もし男なら、
耐えられない、とかいうが、あれはウソだ。「痛い」と思い込んでるし、おっかないから、
思考センターが抵抗しているだけで、本来、出産は痛くない。足腰が弱って、骨盤が
硬くなっている怠け者だけに痛みはもたらされるが、本来は、出産は喜びでしかない。

心身が健全じゃないから痛いし、無駄に思考を働かせるから、痛みを増幅させるだけ。


赤子が生まれる時、子宮は収縮を繰り返す。グーッと強烈な緊張で縮んでは、スッと
またラクになる。その間隔がドンドン短くなって、最後に赤子は、産道を回転しながら、
生まれてくるわけだが、この間、女は我を忘れる。絶叫したり、四つん這いになったり、
完全に野性に戻る。すべてのエネルギーは、下腹部の生命センターに集まっている。

すでに思考センターが働く余裕はなく、記憶さえも飛ぶ。この強烈な状態に身を任せ、
自然の中に没入できた女に「痛み」はない。最高の快楽しかない。昔は、この出産時、
命を落とす者も多く、恐怖もある中で、女は命がけで、生命のバトンをつむいできた。

そうやって、女が最終的には、出産という、人生最大の強烈体験をするのとは裏腹に、
男は生命を宿すことに関していえば、妊娠したら、もう関係ない。では、男が最も大変
なのは、いつか?というと、それは女とは真逆で、まさに一番最初の出会いの時である。

男の本質は、実はめちゃくちゃ臆病で、自分に気があるかもしれない、脈のある女には、
平気でいけたりするが、自分の事を相手にしてくれるかわからない女や、自分が好きに
なってしまった女に接近する時は、怖くてしょうがなく、ほとんどの男は、逃げてしまう。

それもしょうがない。男が一番大変で、思考センターが働くことにより痛み、苦しむのが、
出会いの最初なのだから!いわば女でいう出産、産みの苦しみが、男は最初にある!





男と女は、まさに陰と陽、すべてが逆転している。だから、ナンパは声かけが一番辛い。

男が近づくと、女はそっけない態度をとったり、悪態をついたりもする。これを責めては
いけない。女は、男のナンパ修行の辛さを理解できないのだ。男が、女の出産の辛さを
理解できないのと同じ。そして、男の声かけの辛さも、女の出産同様、幻想でしかない。

気合いを入れれば、痛みなど、いとも簡単に消え去る。確かに、緊張はしている。しかし、
声をかける度にリラックスしていく。まさしく、子宮の伸縮である「陣痛」と同じだ。新しく、
出会いを産み出すために、男は女が出産するがごとく、思考に頼らず、体を投げ出す。


冷たい水シャワーや水風呂を勧めたのも、この気合いを入れることを学ぶためだった。

冷たくてイヤだけど、えいっ!と実際に体を動かしてしまえば、結局、たいしたことない。
むしろ冷たい水を浴びると、今度は体が熱を発して、ポカポカしてくる。脂肪というのは、
ストーブの燃料みたいなもので、寒い時には燃やして、体を暖めてくれる。(運動時も)

声をかける時も、近づいて発声する肉体に、気持ちを合わせて行動さえすれば、全然、
パワーなんてないと思っていた心身に、それまでとは違う熱が生まれてくる。ところが、
思考に合わせた途端、もう終わり。こんなことする意味なんてないと、家路につくだろう。

あっさり帰れるならまだしも、中途半端に考えながら、ダラダラ街をさまよって続けたら、
それはもう、苦しいだけで、時間のかかる難産になってしまう。本来、スルッと、簡単に
産まれてくるものを難しく、複雑にしているのは全て、あのいまわしき思考のせいなのだ。

騙されてはいけない。「良い」考えや、「合理的な」考えなんてない。最初は、気合いだけ!





男の何無派修行における、第一段階「無垢」は、女の出産と同等の覚悟が必要である。

出会いを産み出すことを、ナメてはいけない。かといって深刻にならず、何も考えない。

そうして、一番最初に現れた1人に、まずは声をかける。これがクイックニング(胎動)。

その日の1人目に声かけた時点で、あなたは妊娠する。そして、それを大切に育てる。


育てるというのは、次は2人連続で声をかけ、次に3人という風に、10人にいくことだ。

10人に声かけることは、赤子が生まれてくるまでの期間、十月十日のモチーフであり、
そうして産み出された、新しいあなたを、ナンパワールドは、快く迎えてくれることだろう。

しかし、生まれてきたばかりの、あなたは心細くて寂しくなる。なぜなら、父も母もいなく、
すべて、自分のことは自分でしなくてはいけないことを知るのだ。次は第二段階「孤児」。

胎内を抜け出した、無垢なる魂は、セカイを純粋たる目で見つめて、自立の道を歩む。

(次回は、声かけに関する最終のまとめ。『無尽蔵に声をかけるには?』)

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2012年12月25日

自由に声かけるための三大訓練(ナンヴァ使い編)

今回は、最終的なナンパの声かけに関する三つの訓練を紹介します。以前の続きです。

私は秋頃に、ひたすら「考えるな!10人に声かけろ!」と主張しました。今明かすなら、
あれは、あくまでサービスです。ああいう強制するのは好きじゃないんですが、とっかかり
としては一番効果あるんですよ。ある経営者も言ってましたが、「女は言ってきかせれば、
ちゃんと仕事するが、男はしない。男は軍隊式が一番。」だそうです。まぁ体育会系です。

ナンパで声かける練習も、部活のように始める前に、皆でエンジン組んで、「やるぞ〜!」
「おー!」と気合い入れて、機械的に「1!2!3!はい!」と手叩きながら、皆を一斉に、
考える前に、声かけへと行かせる。これが一番、身にはつくでしょう。しかし、こういった、
「気合い系」の声かけは、実をいうと、コミュニケーションの観点から見ると、非常に粗い。

「気合いだ〜!気合いだ〜!気合いだ〜!」と叫び続けてる人と、深い話は出来そうにも
ないですし、そのムリヤリ感が相手に不快まで与えてしまいます。「なんか疲れる・・。」と。

しかし、女性が怖くてしょうがない、または面倒くさくてしょうがない時、自分を駆り立てる、
その初動としては、最も使えます。そして使えるものは使う、というのが何無派の精神で、
とりあえず、初心者の人に向いているため、一番最初のステップとして、お伝えしました。

ウダウダ考えずに飛び込め!というのは、慣れていない方ほど、共鳴しやすいんですね。


ところが、あのバカの一つおぼえ、「10人声かけろ!」に最も反応し、結果を出したのは、
すでにGETしまくってて、スランプになってた人達でした。要は実力がある人達。彼らは、
声かけ数を増やしただけで結果は出るんです。確率の問題だから、GET数も比例する。

もちろん、初心者の人達も、簡単に連絡先を聞けた!とか初GET!という成功談もあり、
頑張ってる人もいましたが、そういう人達は尻すぼみになる方も多い。不思議なほどに、
いい感じに上昇している時、彼らはサボる傾向がある。何かと理由つけてやらなくなって、
気づいたら、最初よりダメになってたりする。これは「気合い」でやってた反動もあります。

気合いでやってたので、気合いが抜けるとヘタッと動けなくなる。または嫌々だったのに、
気合いでごまかしてたら、その抑圧していた嫌悪感に逆襲される。例えば、オートマで、
大量に声かけれたのに、日にちが変わると地蔵になったり、少しは結果が出てたのに、
その結果なんて忘れて、自己嫌悪がハンパない。もうナンパなんて考えるのもイヤだ。

あんなに頑張り屋さんだったのに、人が変わったようになり、絶望しきってしまうんです。

そして大抵は、自分以外のせいにします。仕事が忙しい、教材がダメだ、女はバカだ・・。

実は、気合いだけでナンパって続かないんです。短期間に結果出すのは向いてますが、
これで日常生活でも声かけられるようにはなりません。第一段階「無垢」は、あくまでも、
入口にすぎず、今度は気合いではなく、違う訓練をする。それが第二段階「孤児」です。





第一段階「無垢」は、とにかく気合いで声をかけます。まずは自分の脳や思考から外れ、
マトリックスから自由になるという意味で、これは非常に有効です。しかしマトリックスを
なめてはいけません。結局は、あなたの気合いがなくなるのを待って、逆襲してきます。

あなたが疲れてきたところを狙ったり、ナンパ慣れしてきてから、巧妙に、やる気を奪う・・。

気合いのイイ点は、自分が恐れていようが、面倒くさかろうが、実際に行動してしまえば、
それが消える点です。思考に使われていたエネルギーが自分に戻り、パワフルになれる。

さらに次々と声をかけていけば、勢いが生まれて、その勢い自体が声をかけてくれますし、
テンション高く、ドンドン行けます。だったら何も問題ないように思えますが、欠点もあり、
それはテンション高くしないと声かけれなくなる、という不自由さや、行為の「粗さ」です。

この「粗さ」について例を出すと、まず声をかけると、相手が驚いて逃げてしまう、だとか、
声かけて話している最中、他の人にぶつかるなど、視野が狭くなり、周囲が見えてない。

つまりテンション高いのは自分だけで、周囲から完全に浮き上がっている状態で、特に、
女性なんかボーッと歩いてたり、隙だらけでいるところを、急にテンション高く登場すると、
うわっ!と、それだけで拒否反応を与えたりするわけです。気合い入りすぎると逆効果・・。


人間には「ATフィールド」といって、肉体の周囲に卵状のフィールドがありますが、その
ATフィールドが、気合いで声かける時は、外側へ向って強く放射され、しかも固いため、
女性のATフィールドを押しのけちゃうんですよ。バーン!て、ぶつかってるのが見える。

つまり、こちらに惹きつけるのではなく、むしろ押し出して、向こうにやってる。その粗さが、
気合いの最大の欠点です。しかし、この勢いで声かけていく場合、それを受け止める相手
というのが、そもそもエネルギーが大きかったり、受容力があるので、あっさり成功します。

夜なんかだと、酔っぱらいの人も多く、大抵、彼女らのATフィールドは、テンション高くて、
オープンで外側に放射されています。つまり、こちらの気合いでの声かけに合うんです。
したがって、そのまま意気投合しちゃって、あっさり成功する。そういう長所があります。

他にも、相手がテンション高くなくても、受容力がある優しい人は受け答えしますし、また、
自分よりエネルギー強い人に逆らえない、むしろどうにでもして!という不安定なタイプも、
この勢いのある声かけに、そのままノセられてしまいます。だから、一番簡単なんですね。

こうして見ると、全体的に、努力なしに成功するケースが多い。だからこそ、数さえ打てば、
当たる、という最も簡単な方法として、「何も考えずに、気合いで10人声かけろ!」などと、
口すっぱく言ったわけです。特に童貞の人は、考えちゃダメ!勢いで行け!行きまくれ!

しかし、この単純明快な方向性だけでは、行き詰まります。テンションの高さに抵抗ある、
合わない相手を逃がしてしまうし、そもそも、そんなにいつもテンションは上がりません。
それでもムリヤリ続けてると、「ウゼエ」の一言だけで撃沈し、精神が荒んでくることも・・。

そこで次の第二段階「孤児」では、リラックスを訓練します。素で声をかける修行をする。


まず、気合いを入れて10人声かけた後は、今度は逆に、気合いを入れず、できるだけ、
普段通りに、落ちついた感じで10人に声かけます。簡単にいうと、隙だらけで行きます。

リラックスして声かけろ!と言われても、いやいや、充分、俺はリラックスしてますからね、
と思いがちですが、こればっかりは否定します。足りまへん、と。だから、レトリックとして、
半分眠りながら声かけるべし!と言いたい。文字通り、路上で目をつむって、頻繁に眠る。

まぁ瞑想ですよね。他にも深呼吸したり、体操したり、体の力を抜いて、ボーッとさせます。
落ちつけるなら何でもいいんですが、とにかく、素に戻ること。隙だらけになることが大事。
やはり、リラックスは難しいので、やりすぎる位がちょうどいいです。もう寝ぼけ眼でいい。

この気を抜いて声かける、っていうのは本当に強力です。例えば、電車で移動中に寝て、
現地についてハッと起きた直後、すぐ声をかけたら成功した!という経験はないですか?
あれは、こちらが油断しまくって相手と壁を作ってないので、警戒されなかったからです。

こちらが隙だらけだと、相手もこちらに入ってきやすいし、突っ込んでくる。要は、相手は、
こちらの鏡です。こちらがリラックスしてると、相手もリラックスする。または、リラックス
している相手には、こちらもリラックスしていくと、すんなり会話ができるという法則です。

つまり、こちらがテンション高く、緊張していると、リラックスしてる相手は逃げるわけで、
よく、気合いで10人声かけて、ノルマを終了した直後に成功した、というご報告も多くて、
これはノルマをクリアしてホッとした瞬間、気が抜けてたからこそ、うまくいったわけです。

だから気合いで10人行くのは、ただの準備体操で、結果を出すための助走ともいえる。





それでは、声かけに関する、最終のまとめです。まず第一段階、気合いで10人行くこと。

この修行によって、男らしい決断力がつきます。そして、別に勢いだけでも結果は出ます。
頭で考えていることが、いかに無駄かを体験してください。思考より先に、動くのがコツ!

そうして10人声かけて、体が勝手に声かけようとする慣性が生まれます。すでに精神も、
ナンパモードになっていて、そのまま勢いでいけるでしょう。しかし、ここで逆転させます。

次の10人は、とにかく心を落ち着かせ、リラックスを意識して、ゆったりと声をかけていく。


第一段階では、短時間でガンガンに行く、スピード重視でしたが、今度はわざとノンビリと、
隙を作って、やりすぎる位のローテンションを意識します。半分、眠ってしまってOKです。

それでも緊張したり、急ごうとしてしまいますが、完璧なんてどうでもいい、やる気もいい、
とことん手抜きで、気軽に声をかけてみます。どう反応されようが構わない、で行きます。

ハッキリいって、この状態で行く方が勇気いるんですよ。えいっ!と決意するというより、
自分を守らない弱いままで行くわけですからね。もちろん、最初は難しいと思いますが、
この第二段階の声かけに挑戦していくとセカイが変わります。ムリしなくていいんだ!と。

だって、自然に会話が始まって、淡々とした時間が流れたりする。強い抵抗もなくなるし、
感動して泣いちゃう人もいました。それは、これまで散々ムリして声かけてきた人達です。

だったら最初から、このローテンションでいこうと思うかもしれませんが、それは難しい。
おそらく思考まみれで、地蔵になります。緊張感が残ったまま、これは出来ないでしょう。


なぜ最初に気合いで10人声かけるかというと、まず自分の中にある緊張した、凝固の
エネルギーを解放するためです。緊張を解放するには、思いきり緊張を与えるんです。

そうすることで、過剰なエネルギーが解放され、リラックスに入れる準備が整ってくる。

そうして初めて、ナンパモードから素のモードというより、さらなる、寝ぼけモードに入る。

この寝起きを意識した声かけは、もちろん無視もされますが、いとも簡単に面白がられ、
興味をもたれたりもする。その違いを楽しんでください。あれ?反応が違うぞ!というね。

ガツガツしてないせいなのか、さりげない会話の中に、いい風が吹くような、いい雰囲気。


しかし、このローテンション訓練の最大の効果は、日常生活でも声をかけれるようになり、
いつでもどこでもナンパできる自信がつくことです。わかりますよね?ムリして高揚感を
作らなくても、素の自分以下で声かけしますから、普段の日常で、とっさに行けるんです。

わざわざナンパモードに入る必要もない。素のモードであっさりと練習した効果が出ます。

なので、まず地蔵を脱出したい方は、気合いで10人。さらに日常生活で声かけしたいの
ならば、さらにリラックスで10人です。この20人解放行によって、自由が手に入ります。

やはり片方だけじゃつまんない。すぐ飽きるし、壁にぶつかりますよ。アクセントが大事!

ローとハイの「陰と陽」の両極端を、過剰に意識して訓練するからこそ、面白いんですね。





そして、さらに、地蔵を脱出し、日常でも声かけれるようになったら、1日で百人、二百人、
大量に声かけできるようになるために、第四段階「世話人」の訓練をします。これこそが、
声かけの最終形ともいわれる、アウトタイプの声かけで、もはや一切の努力もしません。

自分の「意志」を捨てます。気合いも入れず、リラックスさえしない、セカイにおまかせ。

疲れることは極限まで減らして、超低カロリーでナンパする。(例:ゴムひも声かけ方法

すべて受け身感覚で、声かけてあげます。見た感じは、実際に体を動かして、こちらが、
女に声かけてますが、心の中では、声かけさせられて、相手をさせられているのです。

だから、ダメだろうが何だろうが、まったくガッカリしないし、ビクとしないし、精神は「無」!

心の中にも何にもない。焦りも欲も何もありゃしない。だから疲れず、無制限に行ける。


この最終段階の声かけは、ハッキリいって、初心者の人には難しい。ナンパにウンザリ
した後に到達したものですから、出来ないかもしれませんが、それでも、ただ受動的に
なるという、心の中だけの訓練です。自分の力なんて使わない。勝手に、うまくいくから。

というよりも、うまくいくことさえ、どうでもいい。何が起きても面白い、という感覚ですね。

あえて初心者のうちから、この意識モードに入ろうと訓練し、無の感覚をつかむのです。

すると、意識の切り替えが上手になり、「ナンパ」に閉じ込められることもなくなります。

私を含め、多くの人達がドロ沼にはまった、ナンパ中毒や、ナンパ嫌悪というやつです。


この、すべてが受け身だと思い込んで、声かけさせられる最終段階も、10人やります。

そうすることにより、第一、第二、最終、という陰と陽と「無」の三種類の声かけ訓練で、
合計30人に声かけることになる。この三種類を使いこなせるのが、「何無派師」です。

ノルマとしては、地蔵を脱出したい方は10人、日常生活でも声かけしたい方は20人、
さらに大量声かけしたい方は30人となり、それ以上は無制限ですから、問いません。

この何無波道場では、最終的に、この三種類の声かけを、ナンヴァ使いの三段階として、
ここに定義します。相手に合わせて使いわけたり、楽しんでください。メリークリスマス!

posted by fmtbank at 14:50| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

いいから、30人に声かけなって、セカイが変わる!

前回、声かけの三種類の修行方法を紹介しました。

くどくど長くなりましたが、簡単にいえば、以下の3つ。


1: 意図的に、緊張して声かける。

2: 意図的に、リラックスして声かける。

3: 意図的に、受動的に声かけさせられる。



ここで注意してほしいのが、すべて「意図的に」ということです。

これは、「過剰に」と言い変えてもいい。なぜそんなことするか?

それは、軽やかでラクな、自然体を手に入れるためであります。


余計にやりすぎることで、その反動が起き、自然に戻そうとする。

また、余計なことを意識してやることで、余計なことに気づきます。


だからこそ、間接的に、自然体に到るわけで、何も、それぞれの
不自然な方法が最強!といってるわけではない。たんに、肉体、
ナンヴァの可能性、可動能力を拡張し、より自由になるためです。

つまり何無派というのは、ボディワークなんですよ。自分の心身
をほぐしてゼロにする、何も無くして初期化するための身体修練。

そういう認識でやると飽きないし、道場も到るところにありますから、
(だって道が道場だもの)、いつでもどこでもエクササイズできます。

よく体育の授業などの準備体操で、「はい、二人一組になって〜。」
「はい、今度は相手を変えて〜。」なんてありますが、あれと同じで、
相手を変えながら、心身をノビノビと伸ばすんです。面白いですよ〜。





このエクササイズは、「緊張⇒リラックス⇒受容」という順番です。

その日、ナンパ修行を始める時、どうしても緊張しますが、それを
ごまかすのではなく、まず緊張を強めることによって、解放します。

言葉をかえれば、視界が狭まった状態を、「気合いだ!行くぞ!」
と奮い立たせ、さらに視界を狭めて、狭窄状態にするわけですが、
その結果、無視されようが何だろうが、終わればホッとするのです。


まずは甘やかさずに、一気に10人、ガンガン声をかける。そうして、
反動から、今度はリラックスに入れます。ランニングした後、瞑想
すると心が静まってるのと同じで、「動」が極まれば、「静」へと到る。

その「静」も最初は難しい。言葉や動作をスローにする意識と共に、
あくびが出るほど眠っちゃう、トローンとしちゃう位、やりすぎますと、
ちょうどいい位です。その極端なリラックスで、さらに10人声かける。

この緊張とリラックスという、両極端の方向性で訓練するからこそ、
緩急自在な何無派師になれます。ガンガンに行くだけなら、たんに
一本調子の鈍い、ナンパ師にすぎず、そもそも量稽古が疲れます。

さらに量稽古するなら、リラックスだけでは足りず、受動性が必要!


最後は受動的な声かけです。何も考えない。3秒どころか1秒もなく、
体が勝手に引き寄せられていくように、声かけてあげていく。女達が、
あなたを呼び(コーリング)、あなたを使おうとしてくるイメージですね。

もう自分の中には何もない。最初の「緊張」が、自ら飛び込むという、
「押し」なら、この最終段階は全てを相手任せにする「引き」といえる。

第二段階のリラックスして声かけるのは、むしろ「ゼロ」です。眠くて、
さりげなく、抵抗が薄い声かけ。そして最終段階は「ゼロ」を超えた、
「マイナス」といってもいい。精神的には、「逆ナンパ」そのものです。

だって、誘惑してくるのは、女性側の無意識ですから、相手をしてやる、
こちらの男側は優しさから、それに同意してあげただけですので、実は、
目に見える現象と、目に見えない意図というのが、反転しているんです。


この最終段階の声かけが本当に出来たら、あなたは驚きます。ゲッ!
セカイは思いひとつで、ここまで変わるのか!と。何じゃ、こりゃ!と。

そして、あなたは気づくでしょう。この世は仮想現実でしかないこと、を。

さらに、そんなこと言うとカッコイイから、言ってるだけの自分に気づき、

自分て、か〜わ〜イイ〜!(鏡を見ながら上機嫌)、大好きだよ〜ん!

<でも、その「自分」も幻想だけど。>

posted by fmtbank at 12:48| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

発売延期のお詫び(ええじゃないか!)

大変申し訳ありませんが、クリスマスに発売予定だった、
ナンパ脱出プログラム(第三章:究) 」は来年になります。

もともと来年スタートだったのですが、発売延期となりまして、
楽しみにされていた方、すみませんでした。なお、できるだけ、
目立たないように販売したいので、SHOPからは消しました。

内容が内容なので、大っぴらに売ることを、あきらめたのです。

まるで地下組織のように、こっそりと水面下で販売いたします。


また発売する時は、すでに「ナンパ脱出プログラム(序と破)」を、
お持ちの方に対し、予告音声をお送りしますので、それまでの間、
忘れてお過ごしください。これはある意味、選抜者への赤紙です。

最後の革命、「平成ええじゃないか運動」への参加を呼びかける、
私からの10年目の挑発で、最終イベントのお誘い、恩返しです。

こんなに長年、続けられたのは、皆様のおかげです。よいお年を!

posted by fmtbank at 13:53| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

自由自在なナンパトーク練習法(コトヴァ使い編)

声かけ時のトークについて、書いてみます。初心者向けの記事は、これが最後でしょう。

これまで、基礎的なことは、これでもかこれでもかと書きまくってきましたが、もう完全に、
やりきった感があります。今回は、ご質問をもらったことから、最後にまとめてみました。

といっても簡単で、三段階で慣らすという話で、この「ナンヴァ使い編」よりもシンプルです。

気合いやリラックスとはまた別の、純粋にトーク面から見た、「コトヴァ使い編」となります。

今回の内容は、当たり前のことなのに、混乱している方も多いので、参考にしてください。





それでは、ナンパのトークが自由自在になるための、三段階の訓練をお伝えしましょう。

まず第一段階の「無垢」では、声かける台詞はキッチリ決めます。それも、できるならば、
相手が反応しやすい、当たり前の台詞から入った方がいい。その同じ台詞を多用します。

とにかく、こちらが緊張して不安定ですから、台詞も、決めておいた方が心も安定するし、
始める前に音読、暗唱して発声練習すれば、なおさらよい。自動的にコトヴァが出てくる。

この「何て声をかけようか?」という迷いを一切消し去っておくことが、最低限の準備です。


確かに、相手の状況を無視して、一本調子に同じ台詞を繰り返すことは、反応率が低い。

しかし、だからといって、最初から全部アドリブでやろうとすると、ボロボロになるどころか、
地蔵になります。カン違いしちゃいけない。最初にやるべき事は、地蔵にならないことで、
相手と深いシンクロ率でトークすることじゃありません。そんなの捨てて、一方的でいい。

それでも、まずは声かけて反応してもらいたいので、道聞きだとか人間違いといった、ごく
自然な台詞で入ってみて、少し慣れてきたら、変わった台詞も試していけばいいでしょう。

変わった台詞でも、反応する人はするし、台詞によって結果も面白いように変わります。


実は、この一本調子の訓練は、やればやるほど視界が広がっていく感覚をもたらします。

重要なポイントは、考えないことにありますから、同じ台詞を延々と使えば、そのことから、
落ちついてきて相手の反応が見えてきます。同じ台詞なのに、女性達の反応は変わるし、
たまたまタイミングが合ったり、相手のタイプによっても変わるし、いろいろと見えてくる。

観察するには一点を決めておくと、よく見えてきます。その一点が同じ台詞というわけで、
もう台詞なんて飽きて、無意識レベルで口から出てくるようにしないと、定点観測できず、
人によって台詞を変えていたら、自分の何が悪いのかという答えも分散してしまいます。


選択肢をできる限り、減らすべきです。自由自在にトークしたい、という願望はまず忘れ、
この単純作業にこそ専念します。そうしないと、ただでさえ迷いが多いのに、台詞を変え、
もっといい台詞はないか?とキョロキョロしてばかりで、欲求不満をつのらせるでしょう。

それよりも実験感覚で、あれもこれもと手を出さない。まずはバカの一つ憶えで、延々、
同じ事を繰り返す。そうやって心身を安定させて、ナンパワールドに馴染んでください。

これは、その日の最初の10人だけは同じ台詞でやる、準備体操としても適しています。





そうして、声をかけること自体に慣れてきたら、次の第二段階「孤児」に進むのですが、
今度は、同じ台詞を繰り返すのではなく、「描写」が課題となります。セカイを描写する。

どういうことかというと、目に入るもの、感じたことを、そのまんま描写してコトヴァにして、
発声するだけのことです。コツは、無理に、面白いことを言おうとせず、シンプルにやる。

第一段階「無垢」では、同じ台詞ばかりに集中しましたが、これはまだ母のお腹にいる、
胎児の集中すべき一点が「生まれる」だけのように、そこに全ての気合いを注ぐことで、
なんとか地蔵を脱出できるわけですが、第二段階「孤児」は、生まれた後の話なんです。


生まれた子供が最初に何をやるかというと、セカイの認識!目に入るもの全てが新しく、
やがて言葉を憶え、描写していきます。ナンパ修行者も一緒で、ナンパワールド自体を、
どんどんコトヴァにして発声していくのです。「コトヴァ」というのは「事」と「場」の意味で、
修行者が目の前の森羅万象を、言葉にしたとたん、「場」が生まれるという仕組みです。

例えば、あなたは歩きながら、「前から車が来る。この道は狭いから気をつけよう。」とか、
「もうすぐ行くと、ドンキホーテがある。中ではテーマ曲が流れてる。POPがにぎやか。」
なんて、どうでもいいことを独りごとや、心の中で言葉にしたとたん、そこで初めて、その
車やドンキホーテだとかが現象化されます。それ以前は、ぼんやり存在してただけです。

つまり、普通に歩いていたら何となく感覚でしかとらえていなかったものを、言葉にすると、
ハッキリと具現化して、相手と共有できるものとなります。逆にいうと、言葉にしないなら、
何も相手と共有できず、二人のセカイは混じりあわない。だからコトヴァは強力なんです。


例えば、目の前を、ある女性が歩いています。彼女は早く家に帰ろうと考えたり、または、
イヤホンで音楽を聴いてるかもしれない。そこで、あなたは追い抜いて、声をかけてみる。

第一声は挨拶だけでもいいし、第一段階「無垢」で鍛えた同じ台詞でもいい。その後に、
「俺、歩き疲れたから、そのベンチに座ろうと思ったんだけど、君を見たら元気になった。」
なんて続けます。すると相手は「は?」みたいな顔をする。そしたら、「いや、それだけよ。
元気にさせてくれて、ありがとう。」と立ち去りかけて安心させてから、さらに話を続ける。

まず、ここで区切ると、彼女はただ家に帰ろうとして、周囲の事など、ほとんど意識せず、
ぼんやり歩いてます。と、そこにいきなり、見知らぬ男が現れる。それまで彼女のセカイ
には周囲の人間なんて存在していないに等しかったのに、要は、いきなりの侵入者です。

突然のイレギュラーなんですが、男が「あそこにベンチがありますよね。」と指差すので、
つい目がいってしまう。と、その時、初めて彼女のセカイにベンチが現れます。それまで、
そこに存在はしていたのに、ハッキリと具現化されてなかった。潜在していただけでした。

それをコトヴァで表出させたのが、突然登場した男で、彼はさらに「歩き疲れていたので、
座ろうと思ったんだけど、」と、そのベンチへの意味を伝えた上で、「でも、あなたを見たら、
元気になった。」しかも、「男を元気にするタイプなんですね。」なんてポジも言ってくる。


この時、彼女の意識は、まず突然現れた男に対し、「えっ、誰?」と感じ、その後、ベンチ
にいったん意識がそれてから、今度は自分に意識が戻ってきます。「あー、ナンパ?」
まで思わなくても、いきなりポジされて、反射的な作り笑顔も出るかもしれない。または、
素朴なポジに、何の反応も起こらなかったり、言葉の意味もつかめなかったりもします。

ただ知ってほしいのが、あなたがコトヴァにした途端、相手のセカイは変わるという事実。

だからコトヴァには呪力があり、はるか昔から言霊と呼ばれてきたのです。しかも本来、
難しくない。その基本は「描写」なんです。目に見えるものを言葉にすること。これこそ、
ナンパトークの極意であり、台詞を覚えるだけの次にやるべき、大事な大事な訓練です。

なぜ、この「描写」が最強かというと、描写するためには、観察しなくてはいけませんよね。
つまり、ただ台詞を憶えてアウトプットするのではなく、目の前にあるものを観察すること、
インプットをしてから、それを言葉に変換してアウトプットするわけです。この時点で、もう、
INとOUTでコミュニケーションができています。コミュニケーションは相互交流ですから。


そして、この描写グセをつけると、どんどん視界が広がっていきます。人間は、見ている
ようで見ていない。試しに、自分の今着てる洋服などもコトヴァにしてみてください。私も、
さっき鏡の前で描写したら、なんと、服の前面に描かれたロゴの形に初めて気づいた・・。

同様に、声をかける女性の姿も、実は全然見えてません。どんなバッグか?どんな靴?
どんな携帯ストラップ?など、これっぽっちも意識がいかない。だから、修行中は、別に
声かけない相手でも、「シャネルのバッグを持ってて大事にしてそう。クマさんの人形が、
可愛くて、時々、話しかけたりしてるのかな?」なんて、自分の素朴な感想も述べます。

大事なのは、「靴が汚ないから、この子はプライドが低く、すぐやれる。」なんていう、もう、
くだらない雑誌の情報みたいな感想や、「性格悪そうな歩き方」なんて意地悪な描写は、
しないことです。実際に、相手の本質はそうなのかもしれませんが、そんなことを相手に
言いませんよね?「描写」というのは、純粋に、相手と共有するためだけの「素材」です。

だから、基本、楽しいセカイを描くための材料探しなので、欠点にスポットなんか当てず、
素直にコトヴァにする訓練を続ければいい。そうしないと続ければ続ける程、人の欠点
ばかりに目がいく、欲求不満男になり果てます。そんなためにナンパしてるんじゃない。





この第二段階「孤児」の描写訓練は、めちゃくちゃ大事なんで、ほんと、いい台詞ない?
なんていう前に、多くの人が描写さえ出来ない自分に気づいてないから、心してください。

どうしても言葉につまる!という人は、普段、言語化の基礎訓練を積んでないだけです。
その結果、観察力もなく、自分のことしか考えられず、閉じちゃってる。でも大丈夫です!

外部に見えるものを、まずパッと一番最初に目に入ったものから描写し、そこに自分の
感想をのせていく、独りごと訓練をしていけば、いくらでもトーク力というのは伸ばせます。

描写が出来れば、会話が続かないなんて悩みはなくなります。相手がずっと無視しても、
そういう時は、歩きながらのトークですから景色が変わりますよね。その景色を描写し、
自分の感想を描写すればいいだけです。「お月さまキレイですよー。」てなもんですよ。

そして、お月さまといえば、ウサギがモチついてるというけど、今日の月、そう見えるか?
という話から、モチの話になったり、満月の日は興奮するって知ってる?という話だとか、
「連想」が働き始めます。この連想というのが想像力です。つまり「描写」の次が「連想」。

続いて、声かけの第三段階は「連想」の訓練です。ここで初めて、定型台詞を捨てます。


第一段階は「同じ台詞」で慣らしました。第二段階は「描写」することで、セカイを再構築
する訓練を積みました。しかし、この描写をずっとやってると、次第に、得意なワード群や、
決まったパターンが出来あがってきます。いわゆる、「半分」固定したネタ台詞というやつ。

たとえば、先程のベンチの例の続きでいうと、「君を見てたら元気になった。」と感謝して、
その後、「あれ?君を見れば見るほど、ムラムラする。これって恋かな?」なんて聞いて、
相手の反応を確かめたりします。この台詞は、違うところでウケたから、しょっちゅう使う。

でも結局、ウケたのはたまたまで、その後、全然ウケなかったりもします。だって、別に、
たいした台詞じゃないし、何よりも、内容に間係なく、とっさに出た台詞が一番ウケます。
それは、あらかじめ用意していたのが、いいタイミングで飛び出すケースもあれば、もう、
全然予想もしなかったコトヴァが、勝手に口から出る時もある。これらがアドリブですね。

このアドリブというものを、心底楽しむのが第三段階であり、そのために必要になるのが、
「連想」です。これは、あらかじめ用意するよりも、その場で、簡単に想像してやっていく。


またベンチの例でいくと、声をかけた後、相手の女性を観察すると上品な感じの人です。

だから、そのまま「上品な方ですねー。笑う時は、『オ』行で笑うでしょ?オホホ・・って。」
という風に続けますが、これは、あらかじめ持っていた描写の台詞です。これまで上品な
タイプを描写していたら、いろいろ描写のストックがたまってくるので、それを使っただけ。

ところが、その後、「やはり上品な人だから、ベンチに座る時もハンカチーフ敷いてから、
座るんでしょう?ハンカチのこと、ハンカチーフって呼ぶんでしょう?パンストのことも、
略さずに、おパンティーのストッキングちゃんて呼んでるんでしょう!」と、暴走します。

上品な人がベンチに座ることを想像したら、ハンカチ敷くイメージが湧き、ハンカチーフ
という正式名称がとっさに出たことから、パンストの正式名称へと連想がいったのです。
しかも、思いついたことから急にテンション高くなり、それに変態のマネを重ねてみます。

その後、我にかえって、「あ、すいません、俺って下品ですね。オホホ・・、」と、上品笑い
をしている自分に気づき、アドリブが楽しい〜!という気分になって、相手にも伝染する。

先程の上品笑い、というキーワードを無意識にまた使ったことで、会話が生きたんです。





このように、想像と連想でコトヴァは勝手に展開したりします。上記の例では、ほとんど、
自分一人が話してるトークですが、普通は、相手からの反応がきて、そこから会話は、
思わぬ方向へと進む。「私、上品に見られたくない!」なんて言ってきたり、あらかじめ、
自分で想定していた反応からズレていきますが、そのズレこそを面白がり、展開します。

あらかじめ想定していたパターンに戻そうとしても不自然になるなので、捨てましょう。

つまり、第三段階「戦士」では、未知こそを尊び、コトヴァが引き出されるのを面白がり、
受動的なんです。自分の力以外のものが働くというか、それを働かせるために、むしろ
慣れた台詞なんぞ捨てていきます。その場限りの「いま」の会話を、思う存分、楽しむ!

大抵は、その場限りの、その時だけ通用した会話になりますが、使える鉄板の台詞も、
この未知に飛び込む中で誕生してきます。それはそれでストックしておき、第一、第二、
で使えばいいんです。それらを足場にして、アドリブという第三の力を磨いていきます。

慣れてくると、もはや定型の台詞はいらなくなります。最初っから最後までアドリブで、
状況に合わせてトークできるようになる。むしろ、あらかじめ決めた台詞が邪魔になり、
会話の流れを鈍くするものにも思えてくる。しかし、それは「描写」が出来る人に限る!

あなたは、いくらでも相手と自分と状況を「描写」し、二人のセカイを設定できますか?


まだ声かけ自体に慣れてなく、経験によるコトヴァのストックも全然ない初心者の人が、
いきなりアドリブに挑戦しても、泣きたくなるだけですよ。それに何度もいうように、他人
のトークを、そのままマネしようとしても、盛り上がるトークほど、再現性にとぼしいです。

相手とのシンクロ率が上がるほど、台詞は間係なくなります。よく連れ出しや連絡先は
聞けるのに再会できない人は、台詞に頼っていて、そこから抜けていない場合がある。

フローチャートを作って、その通りにやると、連れ出しはできます。しかし喫茶店に入り、
いきなり会話が、ぎこちなくなってたら、気持ちよくない。やはり第二段階の描写訓練を、
観察力を育てながらコツコツとやるべきだし、第三段階のアドリブも挑戦すべきですね。

そうじゃないと、いつまでたっても、相手とのシンクロ率が上がらず、気を使うだけです。


しかし実は、多くの人は、表現を恐れていて、連想したことを、そのまま述べもしないし、
そもそも連想を自ら止めるし、こんなこと言ったら馬鹿にされると、想像力も封印して、
とにかく無難に無難に、その場をごまかそうとするんです。表現の恐怖症ともいえます。

そんな人といても、ちっとも面白くないし、楽しくない。それで後から、メールテクニックが、
どうだこうだと工夫しようが、無意味です。そして、一番悩んで苦しんでいるのが、なぜか、
全然ダメな人よりも、連絡先は聞けるけど再会できないという、中途半端な人達でした。

なんといっても、自分のどこが悪いのか?問題点もわからず、迷いに迷いがちなので・・。





そんなわけで今回、コトヴァ使いとして、一つの指針になるかと思い、ご紹介しました。

二人のセカイを創るのは、まず自分です。そして相手のことも受け入れないと、セカイは
発展していかない。だからこそ、緊張の後はリラックスして隙だらけになり、描写をする。

相手とのコトヴァのキャッチボールをするには、こちらに余裕がないと出来ませんから、
ぜひともナンヴァ使いとコトヴァ使いの、それぞれ三段階も連動させて修行してください。


前回のナンヴァ使い編ともども、今回のコトヴァ使い編も、以前から書こうと思ってて、
当たり前すぎて面倒になっておりました。当たり前なんだけど、見落としがちなことで、
ようやく、ここに書けたことを嬉しく思います。これが初期段階における最終結論です。

今年は『超覚醒チャレンジ!』も発表しましたし、もう声かけの初期段階や、そういった、
初心者の方向けの内容は終わらせようとしていました。今度こそ、これで終了ですね。

もう来年で10年目ですし、やりきった感があります。悔いはありません。よいお年を!

posted by fmtbank at 10:38| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする