2013年07月05日

次々と自滅していく、ナンパ修行者たち

どうも、何無派道場の家元、フミトバンクです。今日は大事なメッセージ。

まず、ええじゃないか運動は、先月始めるつもりでしたが、体調を崩して、
寝込んだこともあり、遅れてしまいました。今月こそ、始めたいと思います。

で、体調を崩していた時に感じたのですが、やはり体には、体のリズムや、
理(ことわり)があって、それに任せて、余計なことをしてはいけませんね。

いくら頭で「早く治れ!」と焦ってもダメ。いったん治ったと思ったら、すぐに
ぶり返して「え~、まだ~?」とウンザリしてましたが、途中で、もういいや、
と完全に何もしないことにして、体を観察してたら、順調に治っていきました。

ただ食事を減らし、何もしなかっただけです。その過程で、生命力がグンと、
引き出されていくのを実感しました。しかし、時間がすごくかかる感じでした。


以前、風邪をひいて、ひどい頭痛で動けなかったことがあります。そのまま、
耐えるつもりだったのが、看護師の女の子が、よく効く薬を持ってきたので、
つい飲んだんですよ。そしたら、その頭痛が、アッという間に消えて大感激!

子供の時以来、薬を飲んでなかったので、こんなに効くんだと、驚きました。

そうして、その子とラーメンを食べに行き、普通に動いていたら、その後日、
すぐにぶり返してしまい、それはもう長いこと、体調がすぐれませんでした。

薬なんて飲まず、大人しくしてればすぐ治ったと、間違いなく、断言できます。

結局、頭が痛いというのは、自然な生命力の働きで、外に出たり、食べ物も
不要だということなのに、薬で消したため、かえって治るのが遅くなったという、
よくある話です。薬でごまかした症状が、違う症状となり、それをまた薬で・・・。

そうやって生命力を自ら殺して、複雑なことをしているのが、現代人でしょう。





現代人は自分の体に対して、頭で考えまくり、余計なことばかりしています。

頭で考えると、風邪や病気というのは、何もできやしない、無駄の極地です。

だからこそ、仕事がつまってんだから!と人間は、薬を飲んで即効性こそを
求めます。そして症状が消えたからもう大丈夫と、体に無理して仕事をして、
実は、そこからもっと深い部分を痛めて、重い病気にかかっていくのでしょう。

熱が出たら、体が細菌を殺してるわけだから、そのままにしておけばいいのに、
解熱剤でムリヤリ熱を下げ、体に細菌が残ったままになり、それが肺炎だとか、
脳炎となり、重病にまで発展させてしまう。何もせずに寝てれば治ってたのに!


この何もしない、という事が出来ない人が本当に増えていて、自滅しています。

自分の生命力が発揮されるまで、待てないのです。体の作用は、頭にとって、
遅く感じるんです。なぜなら今や、情報過多で、ありとあらゆる情報をネットや
TVでザッピングできるし、次から次へと変化するスピードに、頭は慣れている。

映画やドラマも、たかが1~2時間で、すぐクライマックスがくるし、のんびりと、
なだらかな変化に退屈を感じ、実際の現実に、頭は耐えれなくなってきてます。

それはナンパをしている人達にも顕著でした。焦って、焦って、自滅していく・・・。


すべての物事には、それが花開く時があり、最適なタイミングがあります。

それを「これは悪いことだ」と頭で考えて、自ら止めようとするのは愚か者。

風邪や病気は、バランスを崩した体を整えるための、大事なリセットですし、
失恋や失敗も、自らの精神を浄化し、再構築するための、最高の働きです。

この破壊なくして、生命力は新たに生まれ変わらず、絶対の必需であります。


たんに、うまくいくためだけに効率を追うことや、成功だけすればいいなどは、
実は幻想の中だけの話であり、結局は焦ったり、バランスを崩すだけでしょう。

現実は違います。ありとあらゆる喜怒哀楽を経験し、ポジもネガも、どこからが、
良くて、どこからが悪いもわからなくなり、全てが統合されていく、その豊かさを
知るためにナンパがあるわけです。それがイヤなら、とんだおカド違いとなる・・。

そして、ナンパといえば、瞬間的に行動する、その瞬発力を鍛えることばかり、
クローズアップされがちですが、それは片側の面だけで、本来は、待つことを、
つまり自然な流れに逆らわず、その時が来るまで、やりすごすことこそが大事。

余計なことをせずに、縁を壊さないこと。こちらの方が、真に学ぶべき修行です。





自然主義のナンパというものは、まったく手を加えないわけではありません。

まず自然な流れを邪魔しないことを意識しつつも、ここぞという時に、ちょっと、
手を加えるわけです。これは熱を出したら、頭を冷やそうとせず、逆に、熱い
タオルで暖めてやることで、自然に汗がたくさん出て、熱が下がるのと同じで、
自然の働きを利用することに通じます。薬飲んだり、余計なことをしてはダメ。

ナンパにおける大失敗やショック、へこむことや悩むことに関しても、同じです。

手痛い失敗や失恋にも二種類ありまして、自然に壊れるべくして壊れるものと、
自分で余計なことをして、壊れるべきでない時に、自ら壊してしまうものがある。

これは土にタネをまいて、せっかく小さな芽が出たのに、遅い!これじゃダメ!
と焦っては、芽を引っ張り、抜いてしまう感じです。せっかちで待てないのです。

ナンパとは、とことん待つ修行なのに、勘違いして、すべて自分で壊してしまう。

自分の技術や経験、そして相手との縁など、じっくりと育てることを学ぶんです。


ただ時間をかけずに、前に前に行くことだけしているのなら、やがて行き詰るし、
ナンパから学べるものも少ない。我々は、待つことや育てることを学べるから、
他の分野、仕事や子育てなどに、ナンパで培った精神、技術を応用できます。

待つことができず、ラクになりたいから答えばかり求める者は多く、熱を出して、
すぐ解熱剤で下げようと、ドラッグに群がる脆弱な現代人そのもので、これは、
自らの抵抗力を下げて、病気になろうとしている自殺行為といってもいいです。

またナンパでは相手に惚れたら負け、なんて意見もありますが、とんでもない!

恋に落ちれたらラッキーです。失恋できたら、もっとラッキー!恋は熱病と同じ。

それを邪魔せず、自然に通過することによって、どれだけ心身が浄化されるか、
驚くべきものがあります。健やかに生きるための起爆として、利用すべきです。

人間は気づかないうちに、中途半端に部分的に生きます。すると偏りが生じて、
その歪みから不快さが続くようになる。それを正すのが恋であり、失恋ショック
による大幅なリセットです。それを変に焦って、不自然に経過すると、傷を残す。

堂々と負けていいんです。そして、自然に回復する。それが自然主義のナンパ。





幼い子は、何度も高熱を出して、そこから回復する度に、抵抗力を身につける。

それを馬鹿な親が焦って、「これじゃ死んじゃう!」と、夜間に病院に生き、宿直
の見習いの医者に注射を打ってもらい、その副作用で子を死なせたり、後遺症
を残す。「あ~!もっと早く病院に連れていけば!」と嘆くが、真実は、その逆です。

余計なことしなければ、治ってたというのに、無知と恐怖から、ダメにしてしまった・・。

本当に悲しいことだけど、多くのナンパ入門者達も、同様のことをしているのです。

不安になった時、迷った時に、待つことができないため、育てられずに、自滅する。


ナンパとは、ただ「行く」こと。そして同時に、「行く」というのは「育(いく)」でもある。

まるで子供を育てていくかのように、自他を見守って、本来の力を引き出していく。

それには時間もかかるし、また逆に、待ち過ぎてタイミングを逃がすと、全てを失う。

だからこそ恐れてしまいがちだが、動くべき時は必ず明確にわかるので、心配無用。


瞬間的に動くことと、待つこと。この二つの修行をもってして、初めて覚醒は起こる。

そして、ええじゃないかは、「行く」よりも、「育(いく)」がメインの、逆ナンパ運動です。

posted by 家元 at 08:55| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする