2017年05月30日

会話の力は、両極端の中でこそ目覚める!

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何も持たざる一般人が、コミュニケーション能力を向上させるには、

見知らぬ婦女子に声をかける、いわゆる、ナンパをするのが一番。

なぜなら、会話に必要なコツや極意が、ぜ~んぶつまっているから。

特に、今、自分に足りない要素の稽古を重点的にやれば、なお良し。

例えば、あなたは今、以下の4つのうち、どの稽古が必要だろうか?


1、「型」: 声かけに問題がある場合は、不動心をつけるために「型」稽古。

2、「技」: 会話に持ちこめない場合は、柔軟性を養うために「技」の稽古。

3、「芸」: 会話が盛り上がらない場合は、魅力的に演出する「芸」の稽古。

4、「術」: 相手が深い部分まで心を開かない場合は、繊細な「術」の稽古。

(ちなみに、さらに上位である、5の「道」の稽古は特殊なので、ここでは省く)





なおナンパの稽古が面白いのは、1つ1つの稽古が独立しておらず、陰陽的に、

補完しあって、他の部分が伸びると同時に、相乗効果で共に上がっていくところ。

たとえば、1の声かけの「型」はストイックで固くて厳しいが、2の「技」は、柔らかく、

とてつもなくテキトウになる稽古で、まさに正反対。つまり剛と柔で補完しあってる。

ゆえに、どちらか片方だけでは偏ってダメで、両方やることで効果的に成長できる。


 「型」と「技」

 「芸」と「術」



また、3の喋り上手になる「芸」の稽古と、4の聞き上手になる「術」も正反対である。

「芸」を開花させるには、いろいろネタも仕込んでサービス精神を発揮していくのだが、

「術」では逆に、どんどん余計なことをやめていき、ほとんど何もしない引き算の稽古。

つまり、こうして「型」と「技」、「芸」と「術」という両極端の稽古をやるからこそ、伸びる。

これまでの歪んだコミュニケーションの偏りが正され、素直に戻り、無敵になれるのだ。

posted by 家元 at 13:48| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする