2017年06月28日

(要注意!)間に入らず、魔に魅入られず

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ふと街中で、目に入る男達がいます。それは、「声をかけよう」としている者です。

例えば、キャッチやスカウトなどは、露骨に女を物色している。また逆に、そんな、
図々しい感じではなく、オドオドと緊張したナンパ入門者も、同様に、女を探してる。

女を目で追ったり、キョロキョロと辺りを見回したりと、あきらかに、落ち着きがない。

このように、「声をかけよう」としている者は、意外に目立ちます。その空間において、
浮いてるからです。微妙に調和を乱してる。だから、からまれることもあるわけです。

だったら、「声をかけよう」としなければいい。女なんか探さず、物色なんかしません。


すると、あら不思議!こちらが探さないでいると、向こうから勝手に、目の前に現れる。

つまり今まで探していたのは、大いなる無駄であって、何もする必要なかったと気づく。

しかし、この「何もしない」のは結構、難しくて、つい我々は努力しようとしてしまう。前回、
レポートをくれた方も、気を抜くと、つい今までのクセで美人を探したりして、消耗するが、
集中して声をかけないようにすると、数分刻みに素敵な女性が現れる、とのことでした。

ただ、瞑想が習慣になってる人や、根っからの面倒くさがりにとって、「何もしない」のは、
本当にラクです。しかも、実際に、声をかける瞬間ギリギリまで、本当に何もしなければ、
あまりにも声かけが簡単に出来て、感動までします。一体、今までのは何だったのかと。

そして、その理由も簡単。ただただ、「間」に入らず、エネルギーを奪われなかったから!





ナンパの初期において、まず最初にやらなくちゃいけないのが、二つの「場」の確保です。

一つは、女性に声をかけている「陽」の場を、当たり前にすること。これは他者と交流して、
音声が届く「陽」の場ですが、これは当然、必要です。ただし、これだけでは、片手落ち・・。

そんな攻めだけでなく、守りも充実させないと、やがて自滅します。そして、その守りこそが、
自分の中に引きこもることで、こちらが「陰」の場です。この安全地帯を、絶対に確保します。

例えば、以前、やたらバンバン前に出て、声かけまくっている人がいました。彼は、その時は
解放感があっても、朝起きると死にたくなったり、普段から、常に落ちつきがない毎日だった。

なぜなら彼は、自分の中に安全地帯がなく、常に意識が外に出て、さまよっており、そのまま、
消耗し続けていたのです。結局、声はかけれても自分の中に引きこもれず、魔に魅入られた。


この「魔」に魅入られると、ロクなことになりません。ひたすらエネルギーを奪われ、消耗する。

そして「魔」とは、「間」に潜んでいます。我々が「間」にいる時、背後から忍び寄り、気づいたら、
「魔」が差して迷い、疲れ果て、動けなくなってしまう。だから出来る限り、この「間」を避けます。

具体的には「陰」と「陽」の二つの場だけを行き来して、その中間の「間」を最小限にすることで、
「魔」が差すスキを与えないようにする。まず「間」をあけずに、次から次へと声かけるのが「陽」
の場をメインにした戦法で、逆に、ほとんど声かけようとしないのが、「陰」の場による攻略です。

「声かけようかなー」と考えたり、迷ったりするのが中間地帯の「間」ですから、そこには出ずに、
自分の「陰」の場に引きこもる。するとマトリックスは手出しできず、まったく消耗しません。実際、
今まで自分がどれだけ中途半端な「間」にいたかが、よく分かるでしょう。だから疲れてしまった。

例えば、自分が刀を腰に差しているとして、「声をかけようかな」と思ったり、迷ったり、探してる時
というのは、刀に手をやり、抜きかけてる時です。そんな状態でいても、無意味に、警戒されたり、
中途半端な姿勢で、疲れるだけ。それよりも無防備のままでいて、一瞬で刀を抜けばいいのです。

posted by 家元 at 15:10| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする